車検の点検項目と費用について

車検とは公道での安全な走行を維持するために行う自動車の法定点検のことです。新車の場合は登録してから3年後に初回の車検を受けることになります。初回の車検以後や中古車の場合は2年ごとに点検を受ける必要があります。安全基準を満たすための点検項目にはたくさんの種類があります。たとえば運転席からチェックする項目としてはハンドルやブレーキペダル、クラッチの遊びの量、パーキングブレーキのレバーの引きしろやペダルの踏みしろなどがあります。それからインパネに表示される警告灯の点灯の確認も行われます。ボンネットを開けてから点検する項目としてはファンベルト、パワーステアリング装置、点火プラグ、マスタシリング、バッテリー、エアクリーナー、エンジンオイルなどの摩耗や劣化、損傷などの確認を行います。


ベルトなどのゴム類や点火プラグ、エアーエレメント、エンジンオイルなどには使用期間や走行距離などによってメーカー推奨の交換時期がありますのでそれを参考にして定期的に交換をする必要があります。外観ではタイヤの空気圧や溝の深さ、異常な摩耗がないかなどのチェックやホイールナットのゆるみ、ベアリングのガタつきがないかなどをチェックします。また、ワイパーの作動状況やワイパーゴムの状態もチェックされます。ウォッシャー液の噴射状況も必須の点検項目となっておりウォッシャー液が出ないだけでも車検には合格できません。自動車の下回り関係ではブレーキホースの確認やブレーキディスクおよびブレーキパッドの隙間や摩耗、損傷の確認が行われます。それからサスペンション類、ショックアブソーバーなどの足回りやトランスミッション、ドライブシャフトなどの緩みや油漏れ、マフラーの状態の確認、燃料漏れのチェックなどがあります。テスターを使った点検ではブレーキの効き具合の確認やエンジンの排気の状態、スピードメーターの誤差、クラクションの音量、ヘッドライトの光軸や照度などの点検が行われます。ライト類はヘッドライトに限らず、テールランプ、スモールライト、ウィンカーなど安全のために必要なすべての灯火類が点検の対象となります。


車検の費用は法定費用と点検整備料金に分けられます。法定費用は重量税、自賠責保険、自動車検査登録印紙代からなり自動車の種類によって固定されています。点検整備料金は自動車ディーラーやガソリンスタンド、カー用品ショップ、民間車検場など点検を受ける場所によってかなりの違いがあります。

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